NifMo


NifMo(ニフモ)は、老舗のインターネット接続会社である株式会社ニフティが提供する格安SIMサービスです。NifMoの格安SIMは、料金プランがシンプルで選びやすいという特徴があります。また、ドコモ回線の格安SIMの中では通信品質が安定していると評判です。

 

NifMoの回線種類

格安SIMを提供している会社は、必ずドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアのどれかから回線を借りてサービスを提供しています。複数のキャリアの回線の中からユーザーが好きな回線を選べる格安SIMもありますが、NifMoの格安SIMはドコモ回線のみとなっています。

 

NifMoの料金プラン

NifMoの料金プランは、SIMタイプと高速データ通信容量の掛け合わせで決まります。SIMカードには3つのタイプがあり、データ専用SIMは070/080/090の電話番号がつかない主にネット利用のためのSIMです。このプランが基本となり、SMS(ショートメッセージ)機能が追加されると月額料金が150円アップ、音声通話対応が追加されると月額700円アップという料金体系になっています。

さらに、データ専用SIM、データ+SMS、音声対応SIMのそれぞれで、3GB、7GB、13GBの3コースに分かれています。また、各容量を分け合う「シェア」も、3GB、7GB、13GBの3コースで利用できます。

SIMタイプ3GBプラン
3GBプラン(シェア)
7GBプラン
7GBプラン(シェア)
13GBプラン
13GBプラン(シェア)
データ専用SIM900円1,600円2,800円
SMS対応SIM1,050円1,750円2,950円
音声通話対応SIM1,600円2,300円3,500円

 

NifMoの通信制限発動のタイミングと解除のタイミング

NifMoはドコモ回線を借りた格安SIMの中では比較的通信品質がよいと評判ですが、多くの格安SIMがそうであるように、NifMoでもデータ通信量が契約しているデータ容量をオーバーすると速度制限がかかります。しかし、NifMoの場合特徴的なのは、この速度制限が1日単位でかかる点です。

どういうことかといいますと、例えばデータ専用SIMの3GBプランを契約していたとして、NifMoで動画を見まくったり、重いアプリをダウンロードしたりして1日に650MB以上になってしまうと、たとえ月の上限である3GBに達していなくても、速度制限がっかってしまうのです。もちろん、この1日のデータ容量制限は、契約プランのデータ容量によって変わります。3GBプランなら1日650MB、7GBプランなら1日1,500MB、13GBプランなら1日2,800MBです。

このように1日単位で通信制限がかかってしまうことを不便だと感じる人もいるでしょうが、一度通信制限がかかっても翌日0:00には解除されるため、少しの間我慢すればいいだけと考えることもできます。どちらがいいかは使う人の利用方法によりますが、NifMoの場合は1日単位で容量に上限が決まっていることを覚えておくとよいでしょう。

 

利用料が割引になる「NifMo バリュープログラム」とは?

通信プランに加え、オプションも比較的一般的なNifMoですが、一部変わったサービスもあります。それが、「NifMo バリュープログラム」です。これは、専用のアプリをインストールして、飲食店のアンケートに答えたり、NifMoと提携するネットショップで買い物をしたり、NifMoがオススメするアプリをダウンロードしたり月額サイトの会員登録をしたり、クレジットカードの発行をしたりすると、規定の料金が割り引かれるというものです。日々の買い物をNifMoが提携するショップでするだけでも割引が得られるので、料金を少しでも安くしたいという人は、公式サイトでどんなショップと提携しているか確認してみるとよいでしょう。

 

最低利用期間と違約金について

NifMoでは、音声対応SIMだけに最低利用期間が設けられており、最低利用期間に満たずに途中で解約したりデータ専用プランに変更したりすると、違約金(契約解除料)8,000円(税別)がかかります。格安SIMとしては短めですが、最低利用期間なしという格安SIMもありますから、料金やスペックも合わせて比較した方がよいでしょう。また、比較的通信品質が安定していると評判の格安SIMなので2台目というよりはメインのスマホ用にと考えているなら、6ヵ月の最低利用期間は気にならないかもしれませんね。

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